[コラム]眠気と熱中症の関係

北東北はまだ夜涼しく
寝苦しくないのですが…
最近、朝起きると、とても眠いし凄く疲れています。

日中の部屋は暑く、夕方とてつもなく眠くなり
1時間ほど仮眠する日が数日ありました。

この「暑いときに眠い」は
あまりよくないんだそうです。


◆「熱中症」とは

体の中の熱を外に出すことができず
脱水や深部体温(脳や内臓の温度)の上昇によって
生じる心身の異常全般のこと。


熱中症の初期症状は、めまい・頭痛・吐き気・倦怠感など。
症状が強いと筋肉のけいれん・失神・意識障害に陥ります。


◆夏に強い眠気が襲ってくる3つのメカニズム

  1. 体温が下がると眠くなる
  2. 夜になると眠くなる
  3. 疲れると眠くなる


体温が下がると脳温度も下がり眠くなります。
冬山で眠っては死ぬと言われるのは、
低温で眠ってしまうと、脳機能が低下しそのまま死んでしまうから。

脳温度が約0.5℃下がると、ヒトは眠くなります。


では、暑くて体温が下がってないのに
「眠気」がくるのはどういうことなのでしょう?



◆その眠気、熱中症のサインかも

暑い中で眠気が来るのは
熱中症で最後に出る症状の1つの可能性も。
それは、意識障害なのです。


PCも酷使すると熱くなって動きが鈍くなるように
体温が上がると脳もボーっとします。


暑い場所で仕事や運動したり、
閉め切った暑い部屋にいる高齢者などで
ボーとして強い眠気がきた場合
熱中症のサインの可能性もあります。

強い意識障害になる前に
水分を摂り、涼しくして横になって下さいね。


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