[コラム]慢性的な疲労

◆半年以上疲れが続くと「慢性疲労」

「寝ても疲れが取れない」
その疲れ、いつからですか?

一晩寝ても疲れが抜けない状態が
半年以上続いていたら「慢性疲労」です。


◆疲れの種類は3つ

体の疲れ
運動やデスクワーク、夜勤や子育て等。

心の疲れ
学校や職場、家庭、SNS疲れ等。

脳の疲れ
情報過多な現代は、脳が疲弊しています。
一時的にスマホやゲーム等を控えると

その時だけ脳は休息しますが

車で例えると、アイドリング状態。

エンジンがかかったまま停まっている間も
燃料は消費されています。

つまり
脳が完全に休んでいるわけではないのです。


◆逆効果な休息方法

エナジードリンクやコーヒーを過剰摂取
カフェインを摂ることで眠気を飛ばしたり・集中力を持続させています。適度摂取は問題なし。カナダでは1日当たり、健康な成人でマグカップ約3杯ほどのコーヒーは望ましいとしています。

カフェインを過剰摂取すると、不眠になりやすく、睡眠の質が下がって疲れがたまりやすくなります!


甘い物を食べる

物を食べると血糖値が急上昇。それが急激に下がると、気持ちが不安定になったり、イライラ、疲労を感じることがあります。


家でゴロゴロ過ごす
スポーツや仕事で体を酷使した人は
体は休めることができます。

脳は、日中に働く交感神経(アクセル)と
夜に働く副交感神経(ブレーキ)の切り替えが
上手くいかず、夜に疲れを感じることがあります。


これが
「今日何もしてないのに疲れてるなぁ」というやつです。


週末に寝だめする
研究によると 「寝だめ」はできませんが
 睡眠不足は「清算」できます。
だからと言って夜まで寝ていると
体内時計が狂って余計に大変なことになります。


休日の起床時間は普段より1-2時間オーバーしてもいいですが、基本的には就寝時間を早めることで睡眠時間を多くとるようにして下さい。


大食い
食べ物を消化するためにエネルギーを使うため、大量に食べると内臓が疲れ、体もだるいと感じてしまうことがあります。



◆日常生活に支障がでるほどの疲れは病気

「慢性疲労症候群」という病気の可能性も。
※慢性疲労とは別物です。

微熱や動けないほどの倦怠感や疲労感、
例えば今までできていた家事や仕事に行けない等の支障が半年以上続いている場合は病気の可能性があります。



◆日常生活でできる慢性疲労の改善法

[心] ビタミンB群を摂る
イライラなどの心の疲れには、ビタミンB群。

ストレスを感じたとき、体を守ろうとコルチゾールというストレスホルモンが生産されます。このコルチゾールを作るためにビタミンB群が大量に必要。サプリメントでも良いです。

豚肉、豆類、玄米、うなぎ、納豆、卵、魚介類など。

[体] 体を動かそう
疲れてるのに?! と言われそうですが
座ったままつま先を上げ下げするだけ。
肩甲骨をゆっくり動かすだけでよいですよ~!

[脳]良質な睡眠をとろう
簡単なようで一番難しいかもしれません💦

まずは
・軽い運動をする
・湯船に浸かって体を温める
・寝る3時間前には食事を済ませる


ここから始めてみましょう。


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