[コラム]腸内環境と花粉症

免疫細胞の約70%は【腸内】で生きており
体内に侵入したウイルスや細菌等から、私たちの体を守ってくれています。

腸内の善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌等)と悪玉菌(ブドウ球菌、大腸菌等)のバランスが悪くなると免疫力が低下し

  • 風邪をひきやすくなったり
  • アレルギー症状が悪化したり
  • 命にかかわる病気を発症

の危険性が高まります。


花粉症は、免疫機能の誤作動。
有害ではない花粉に反応してしまっているのです。



◆腸内環境と糖尿病

最近では、腸内細菌が糖尿病や肥満と関係していることもわかってきました。

血糖コントロールが出来ている人は善玉菌が多いと言われていますし、2型糖尿病患者は腸内環境が乱れているため、インスリンが効きにくい体になっているという報告もあります。


腸内環境を良くすることはとっても重要。


腸は消化をするだけの器官ではなく
良質な血液を作り出し、免疫細胞に栄養と酸素を届けます。
弱った腸では良質な血液が作り出せませんよね💦



◆腸内環境を整える

発酵食品(乳酸菌)と食物繊維を摂りましょう。
この時期になると「〇〇を飲んだら花粉症が軽減した」という話を聞きませんか?


腸内環境を整ったことにより免疫細胞が活性化。
免疫機能の誤作動が減っているということですね。


ポイントは
発酵食品はこまめに摂ることが重要です。
外から入れた善玉菌は数日で排出されてしまうと言われています。
納豆でもヨーグルトでも、毎日続けやすいものを選んで下さいね。



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